【第5回・キャリアチェンジ図鑑】30代から医療事務へ。「手に職」をつけたい人への最短ルート。
おはようございます。今日も家と会社の往復、お疲れ様です。
「安定した仕事に就きたい」「景気に左右されない職場で長く働きたい」「資格を取って手に職をつけたい」
そんな気持ちがある方に、今回は医療事務を紹介します。
医療事務は、30代未経験でも資格を取れば転職できる、数少ない安定職のひとつです。
ただし正直に言うと、年収は高くない。その点も含めてリアルにお伝えします。
医療事務とは?仕事内容をわかりやすく解説
医療事務とは、病院・クリニック・調剤薬局などで働く事務職のことです。「お医者さんや看護師さんを裏から支える仕事」というイメージが近いです。
具体的な仕事内容はこんな感じです。
受付・会計業務は患者さんの受付、保険証の確認、医療費の計算・会計を行います。クリニックの「顔」ともいえる重要な仕事です。
レセプト業務(診療報酬請求)は医療費の請求書を作成して保険組合や国に提出する業務です。専門知識が必要で、医療事務の核となる仕事です。
カルテ管理・予約管理は患者さんのカルテや予約情報を管理します。近年は電子カルテが主流なので、PCスキルも活きます。
病院の規模によって仕事の幅は変わりますが、基本的にはこの3つが中心です。
30代未経験でも医療事務になれる?正直なところ
結論から言います。なれます。ただし、資格を取ってから挑戦するのが現実的です。
医療事務は資格がなくても応募できる求人がありますが、未経験で30代の場合は資格があると圧倒的に有利になります。逆に言えば、資格を取りさえすれば年齢のハンデはほぼなくなります。
医療事務が30代に向いている理由はいくつかあります。まず、社会人経験から身についたコミュニケーション能力や接客スキルが患者対応で直接活きます。次に、責任感や正確な事務処理能力も評価されます。そして何より、景気に左右されにくい医療業界は、安定を求める30代に最適です。
転職難度は他の職種と比べると低めですが、人気職種のため競争率は高い傾向があります。資格取得でライバルと差をつけることが大切です。
30代が医療事務に転職する具体的なステップ
STEP1:医療事務の資格を取る(目安:3〜4ヶ月)
医療事務に必須の資格はありませんが、取得しておくと転職が格段に有利になります。おすすめの資格はこちらです。
医療事務認定実務者は入門として最適。1日60分×4ヶ月程度で取得できます。難易度が低く、まず最初に目指すのにぴったりです。
診療報酬請求事務能力認定試験は医療事務の資格の中で最も評価が高い資格です。合格率は30〜40%程度と難しめですが、取得すると就職に非常に有利になります。
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)は知名度が高く、多くの医療機関で評価される定番資格です。
STEP2:通信講座・ハローワークを活用する
ユーキャンやニチイ学館など、医療事務の通信講座は数多くあります。働きながら自宅で学べるのが大きなメリットです。
またハローワークの職業訓練では、無料で医療事務を学べるコースもあります。失業給付を受けながら学べるケースもあるので、まず確認してみる価値があります。
STEP3:派遣・パートから始めるのも戦略のひとつ
未経験30代が正社員で医療事務に採用されるのは、資格があっても競争が激しい場合があります。そこで有効な戦略が、まず派遣社員やパートとして経験を積んでから正社員を目指すルートです。経験と実績がつくと、正社員への道が一気に開けます。
STEP4:転職エージェントに登録する
リクルートエージェント、doda、パソナキャリアなどの大手エージェントは医療事務の求人も豊富です。医療・介護系に特化したエージェント(ジョブメドレー、メディカルワーカーなど)もおすすめです。
医療事務の平均年収と将来性
気になるお金の話を正直にしましょう。
医療事務の平均年収は250〜350万円が相場です。正直、高くはありません。これは医療事務を目指す上で最大のデメリットのひとつです。ただし、資格を取得してキャリアアップすると年収が上がるケースもあります。また、残業が少なく、ワークライフバランスが取りやすい職場が多いのが特徴です。
将来性については、医療業界全体の需要は高水準を維持しています。日本の高齢化が続く限り、医療機関の数は減ることはなく、医療事務の需要も安定して続きます。また、全国どこにでも医療機関があるため、引っ越しや転居をしても職に困りにくいのは大きな強みです。
さらに、経験と資格があれば年齢を重ねても採用されやすい職種です。「長く安定して働き続けたい」という方には、これほど適した仕事はないかもしれません。
医療事務に向いている人・向いていない人
向いている人
安定した環境で長く働きたい人、人の役に立つ仕事がしたい人、コミュニケーションが得意な人、細かい作業が苦にならない人、ワークライフバランスを重視する人。
向いていない人
年収を最優先したい人、バリバリ稼ぎたい人、単調な作業が苦手な人。医療事務は安定と引き換えに、高収入は期待しにくい職種です。
まとめ|漠然とした不安を抱えて時間を消費するのは勿体無い
「年収よりも安定」「長く働ける環境」を重視する30代には、医療事務は本当におすすめできる職種です。
まず今日、ユーキャンやニチイ学館の資料を請求してみる。それだけでいい。資料を見るだけで、自分がイメージしていた医療事務との違いがわかってきます。
漠然とした不安を抱えて時間を消費するより、動いた方が人生は変わる。
学んで、行動して、自分の人生を生きましょう。
